クレジットカードが基本と言っても万能ではありませんから、現金が必要になる場面もあります。そして、現金で買い物の支払いをしていると、たまってくるのがお釣りでもらう硬貨です。なぜたまるのかというと、10ドルや20ドル札で支払いをしていれば、とりあえず支払い額を間違えることがないので楽なのですよね。日本で考えれば分かりやすいのですが、半端な金額を現金で支払う際に、手持ちの硬貨を探して足りるように考えて支払うより、千円札を渡してお釣りをもらう方が圧倒的に楽です。お年寄りになってくるとそうした行動が増えてくるのも分かります。しかし、硬貨は日本円への再両替が基本的にはできませんから、たまっていくと困ってしまいます。こうした場合にはどうすればよいのでしょう。
答えは簡単です。使えばよいのです。少し勇気を出して、硬貨も混ぜて支払ってみましょう。手持ちの硬貨が減るだけでなく、うまく支払いができると、それだけでうれしくなります。ただし、ぐちゃぐちゃに集まった硬貨の中から必要な硬貨を選んで支払うのは、ドル硬貨初心者にはハードルが高いと思いますので、あらかじめ財布の中で分けておくことをお勧めします。
市中に多く流通していて、私たちがお釣りで受け取る可能性が高いのが、1,5,10,25セントの硬貨です。最初はどれがどれだかまるで分かりませんが、じっくり見ると分かってきます。