ハワイでのチップ #4 [ハワイ旅行]

タクシーについては以前に詳しく書きましたが、最初に運賃分を支払い、その後でチップを渡しました。ただ、このドアマンの人もタクシーの運転手さんも自分の用件が済むとすぐに立ち去ろうとするのですよね。まるでチップを期待していないような様子にはすがすがしささえ感じます。ですから、こちら側が「チップを渡す」という明確な意思をもっていないと、タイミングを逸して渡しそびれてしまうのだと思います。タクシーの場合は「チップが必要」と、何を読んでも書いてありますから、私もそのつもりでしたし、ドアマンの人に対しては「こちら側から依頼したこと」ですから、悩まず渡そうと決めていました。
日本でも昔は旅館に泊まると、到着時に部屋付の仲居さんに心づけを渡していました。ただしそれは一つの形式のようなもので、チップのように場面場面で渡すものではありません。また、それもいつからかサービス料という名目で宿泊料に上乗せして求められるようになりました。どうも日本人は相手からの好意やサービスに対して、あからさまな現金で応えるのは相手を見下しているようで失礼だという考え方をするのだと思います。日本人が好む奥ゆかしい行動ではないと感じるのだと思います。ですから、心づけにしても現金を必ず懐紙や封筒などで包み、そのまま渡すことはありませんし、結局はサービス料という形が普及したのだと思います。文化の違いなのですよね。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。